
そこまで長時間の睡眠でなくても、スッキリと朝に起きてバリバリ活動するために、睡眠の質を高めたられたらと思いますよね。
このページでは、睡眠の質を上げるために私が「本」「ネット」「論文」「取材」と片っ端から情報を収集し、実際に実践したことを以下の流れでまとめてご紹介します。
使用した商品など、かなり細かいところまで書いたつもりなので、どれか一つでもピンときたものを取り入れていただいて、みなさまの睡眠の質が上がることにつながれば幸いです。
0. 睡眠の質を高めるための万能の方法はない
様々な睡眠の専門家に取材してみましたが、人によって言うことがかなり違います。
ダイエットと同様で、「この方法をとれば、万人が確実に睡眠の質がよくなるというのはない」と考えています。
なので、本・ネット・論文・取材と、片っ端から情報を収集し、役立ちそうなものを徹底的にピックアップして、私の実践した感想と合わせてご紹介します。
1. ライフスタイルで注意した11つのこと
まずは、入眠時以外に睡眠の質を上げるために、日中などのライフスタイルで気をつけた11のことをご紹介します。
一般的に言われることも多いですが、細部までこだわって実践しているので、ピンときたらあなたの日常に取り入れてみてくださいね。
1-1. 「昼寝」に徹底的にこだわった
夜の睡眠を上質にするために、昼寝を取り入れることは科学的にも有効とされています。
私も実際にやってみると、明らかに効果を実感できましたので、非常にコストパフォーマンスのいい投資だと思います。
最高の昼寝を実現するためにこだわったのは以下の3つです。
(1)昼寝前には「コーヒー」か「エスタロンモカ錠」を飲むようにした
昼寝で難しいのは、短期間でスッキリ目覚めることです。昼食後にお腹いっぱいの状態だと、「起きるのがかなりおっくう」になることも多いと思います。
なので、カフェインをとることを実践しました。カフェインは飲んでから数分で、血流に入り込み、起きる頃には一通り身体の中を周り終えてスッキリと目覚めることができます。
カフェインは、「コンビニのコーヒー(ホット、アイスどちらもOK)」でもいいですし、時間がなくて買いに行けないときのために「エスタロンモカ錠」という錠剤タイプのカフェインを持ち歩いて、お水で飲むようにしました。
(2)「アイマスク」と「ヘッドホン」をつけるようにした
まずは、余計なノイズを脳に入れないために「アイマスク」をしました。
ドンキホーテなどに売っているものは目に当たった時の質感が悪いので、『テンピュール製のアイマスク』をおすすめします。
そして重要なのは、耳です。「耳栓」もいいのですが、後述のスマホタイマーが聞こえない可能性があるので、試行錯誤してたどり着いたおすすめは「ノイズキャンセリング付きBlooth ヘッドホン」です。
具体的には『bose quietcomfort 35』がノイズキャンセリング機能も高い上に、音質もいいので少々高いですがおすすめです。
両アイテムともに、昼寝以外にも何かと生活を豊かにする商品なので、買っておいて損はないと思います。
(3)寝る時間は20分として、スマホでタイマーをセットした
昼寝の時間は20分としました。理由は以下の2つからです。
- カフェインは飲んでから20分後から覚醒効果を発揮するから
- 30分を超えるとレム睡眠に入り、覚醒に時間がかかるから
起きられるように、Bloothヘッドホンをスマホと接続し、タイマーをかけておけば完璧です。
1-2. 「夜食」のとり方を変えた
夜食は「炭水化物を少なく、タンパク質・食物繊維を多めに取る」ように意識しました。
(1)炭水化物(お米やパンなど糖質を多く含むもの)を少なくする
夕食で、お米やパンなど「炭水化物」をとりすぎると、睡眠中の血糖値が高くなり、成長ホルモンの分泌が阻害されます。
その結果、十分に疲れが取れなくなってしまいます。
なので、主食を気持ち少なめにおかずを中心に食べましょう。ダイエットにもつながって一石二鳥ですよ。
(2)タンパク質を多めにとる
糖質を減らした分のカロリーは、タンパク質で補いましょう。
お肉や魚を中心に、チーズや卵を添えるとバッチリです。
(3)食物繊維を多めにとる
「Journal of Clinical Sleep Medicine」によれば、食物繊維を多く摂取すると、「徐波睡眠」と呼ばれる特に深い睡眠の時間が増加する可能性が高いのではないかということが研究では言われています。
わかめやキャベツ、ブロッコリー、ほうれん草などの野菜がおすすめです。
(★)実践のコツ
糖質制限の本ですが、「肉食やせ ! ―肉、卵、チーズをたっぷり食べるMEC食レシピ111」が簡単にできるレシピが多く、一番よかった本でおすすめです。
また、寝る3時間前を超えてどうしてもお腹が空いたら、タンパク質を効率的に摂取できる「プロテイン」で代用するようにしました。
プロテインのおすすめは、下記の通りです。
- 糖質を気にしない場合:『バルクスポーツ ビッグホエイ』がどの味も美味しくて飲みやすい
- 糖質を気にする場合:『ザバス プロクリアプロテイン ホエイ100』が糖質・添加物がほぼないのにクセがない
1-3. エアロバイクを買って「運動」するようにした
就寝の2時間前までに軽い運動を行うことは、多くの実験でも効果があるとされています。
例:アメリカでのアンケート調査(2013年)でも、「運動習慣がある人は睡眠の質が良いだけでなく、日中の眠気なども少ない」ということが報告されています。
就寝前にやってしまうと、交感神経が活発になって寝付けなくなってしまうので、2時間前までに行うことがいいとのことでした。
とはいえ「ジムに行ったりランニングしたりというのは面倒くさい」という気持ちが強かったので、テレビやゲーム、読書をしながら取り組める「エアロバイク」を購入してはじめました。
『ALINCO(アルインコ) エアロマグネティックバイク』などであれば、意外と値段も2万円程度で購入できるのでそこまで高くなく、お風呂に入る前にゲームをしたり、本を読みながら毎日20分ほど取り組んでみるとダイエットにもなる上に、時間も効率的に使えるのでおすすめです。
1-4. 「お風呂」に寝る1時間前に入るようにした
睡眠時に体の深部体温をしっかりと下げると、疲れた脳や臓器を休ませて疲労を回復することができます。
そして、その深部体温を下げるために、お風呂に入ることは実は有効です。お風呂に入ると深部体温は上がりますが、その後の湯冷めで下がっていきます。この湯冷めが深部体温の変化をスムーズにするため、寝付きが良くなるというわけです。
ちなみに、シャワーだと逆に交感神経が優位になってしまうので、あくまでもお風呂の方がおすすめです。
特に、40度程度のお湯に30分以上入浴するがおすすめです。とはいえ、30分以上だと結構大変なので、私の場合は長湯をするために「お風呂を楽しめるようにする」ことにこだわりました。
長湯のコツ1. 「入浴剤」にこだわる
入浴剤にこだわると毎日のお風呂が楽しくなります。
いろいろ試した結果、以下の2つは特におすすめです。
- 『クナイプ バスソルト オレンジ・リンデンバウム』|香りがとてもいいし温まる感じがする
- 『日本の名湯 源泉の愉しみ』|毎日温泉旅行の気分が楽しめる
長湯のコツ2. 「防水タブレット」を使う
防水タブレットを使って、入浴時に「Hulu」で映画を観たり、「Kindle」で漫画や小説を読むとあっという間に時間が過ぎていくので長湯できます。
私は、価格.comやAmazonなどいろいろ調査した結果、下記の2つの防水タブレットを試しましたが、どちらもよかったです。
- 『Xperia Z3』|6万円台と高いが高性能
- 『LG au Qua tab PX LGT31』|2万円台で買えてコスパが非常にいい
1-5. 「ブルーライト」をカットする眼鏡を買った
スマホやパソコンなどのブルーライトを浴びすぎると、体内時計を乱れさせ、自律神経系などのに悪影響を受けた結果、睡眠の質低下につながります。
そのため、仕事のときや帰宅後はブルーライトをカットする眼鏡の『JINS SCREEN』をつけるようにしました。
ブルーライト眼鏡としては『ZOFF PC』もありますが、デザイン性は確かに優れていますが、透明レンズのブルーライトカット率は『JINZ PC』の方が高いので、その点でそちらをおすすめします。(カラーレンズの場合、どちらもカット率は同じ。)
1-6. 寝る前の「カフェイン」を控えた
寝る前の「カフェイン」は控えないと、脳が覚醒して寝付きが悪くなります。
注意点としては、「コーヒー」だけでなく「緑茶」「紅茶」「レッドブル」もNGです。
「コーヒー」と比較すると微量ですが、「コーラ」にもカフェインが含まれてますのでがぶ飲みには注意しましょう。
※100mlあたりのカフェイン量
- コーヒー(ドリップ):90mg
- コーヒー(インスタント):45mg
- 紅茶:20mg
- 緑茶:20mg
- コーラー:10mg
1-7. 寝る前の「お酒」を控えた
お酒は、就寝の 3 時間前までにするようにしました。
少しのお酒であれば脳の興奮を鎮めるはたらきがあるようですが、多量飲んでしまうと、夜中に目が覚めたり、早朝に起きてしまったりする可能性が上がります。
どうしても仕事やデートなど付き合いで飲まないといけないときは、事前に「ペパリーゼ」を飲むようにして、飲み終わった後も「しじみ汁」と「大量の水」でカバーするようにしました。
1-8. 寝る前の「喫煙」を控えた
喫煙自体は短期的にはリラックスさせる作用がありますが、その後は覚醒させてしまいます。実際に下記のような実験結果もあり、睡眠の質を下げてしまっています。
実験によると、喫煙者は非喫煙者に比べ、寝つくまでに約5分長く時間を要し、さらに睡眠時間は平均14分間短く、深い睡眠が14%少ないという結果が出ています。
出典:All About
私の場合、全面禁煙は難しいので、寝る前のタバコを控えるようにしました。
ニコチンパッチを貼ると、夜中に目を覚ます回数が減り、深い睡眠が増えることが確かめられています。
禁煙治療にはニコチンパッチのほか、ニコチンガムやニコチンを含まない錠剤が使われます。主治医や薬剤師とよく相談して、タバコと縁を切り、質の高い睡眠を手に入れましょう。
1-9. 「睡眠時間」は1.5時間の倍数にこだわらないようにした
一般的に、睡眠は「1.5時間の倍数とるといい(6時間、7.5時間など)」と言われています。
なぜなら、眠りが浅くなる周期が平均1.5時間のサイクルでくるからです。
しかし、この1.5時間周期というのは、ただの平均であって個人差があり、80分や100分の周期の人もいます。
実際に私も、この1.5時間の周期にこだわって睡眠プランを組んでいるときよりも、起きる時間を変えない方が目覚めがよかったという経験をしました。
なので、睡眠周期にこだわるよりも、後述の寝返りの状態から自分の睡眠が浅い時間に起こしてくれる目覚ましアプリを使った方がいいでしょう。
1-10. 「就寝時間」を遅くても午前2時とした
「就寝時間は2時までするのが効果的」ということが、若さ・美肌・健康を促進する「成長ホルモン」の観点から睡眠を調べていくとわかりました。
なぜなら、成長ホルモンの分泌がほとんど止まってしまうのが、朝5時なのでその3時間までに寝ることが重要なのです。
私はもともと仕事やダラダラしたりして、就寝時間が2時を超えることも度々あったので、これだけは絶対厳守のルールとして意識するようにしました。
1-11. 「起床時間」を5時半~8時半の間とした
5時半〜8時半に起きることで、ホルモン上の関係から朝の目覚めをよくなるそうです。
その仕組みとしては、大きく下記の理由からです。
- 栄養をエネルギーを生成する「コルチゾール」が多いから
- 眠気を左右する「メラトニン」が少ないから
さらに、起きやすさを追求するために、毎朝一定時間に起きるということも重要です。
なぜなら、毎朝起きる時間を一定にすると、私たちの体内時計が自然にその時刻に起きることが習慣になるからです。
なので、5時半〜8時半の一定時間に(できれば休日も)起きることをおすすめします。
2. 寝る前(入眠時)に行った11つのこと
入眠前の行動は、睡眠の質に多く影響を与えます。
そのため、私は念入りに全部で1時間程度かけていますが、面倒な方は取り入れたいと思ったものだけでも取り入れてみると、グッスリ寝れるようになると思います。
2-1. 「ストレッチポール」のエクササイズを取り入れた
就寝前にストレッチで体をゆるめることは、リラックスした状態で入眠できるため、上質な睡眠のためには重要なことです。
しかし、単なるストレッチでは交感神経を刺激してしまい、逆に寝づらくなってしまうという問題があります。
そこで、この問題を解決できないかと、いろいろ調べた結果「ストレッチポール」という商品にたどり着きました。
値段は少々高いですが、多くの芸能人が愛用するなど本物志向の健康マニアの間では絶大な支持を受けている商品です。
使い方は、下記の動画のように上に寝そべりながら、リラックスした状態で軽く体を動かすだけです。
ストレッチポールには類似品も多くありますが、ジムで使い比べた結果、上記の公式ポールの方が心地よさがだいぶ違いましたので、そちらをおすすめします。
2-2. 寝る前に「ハーブティー」を飲んだ
ハーブティーには、安眠に大きく作用するリラックス作用があります。
もちろん、匂いを嗅ぎながらゆったり飲むだけで心が落ち着くのを実感できるのですが、重要なのは習慣として飲み続けることのようです。
なぜかというと、ハーブティーは即効性は低いものの、長期的に取り組めば体質そのものの改善に一役買うからです。
出典:ハーブティとジンジャーシロップの専門店 Veda.vie
実際に私が試してみて、パッケージのデザインや飲みやすさの観点でおすすめは『enhurb』です。
大定番ですが安定したクオリティで、ネットだけでなく三越など多くの百貨店で買えることもうれしいです。
2-3. 寝る前に「明日やることリスト」を書き出した
心配事ごとが多いと、脳内で「ノルアドレナリン」というホルモンが分泌され、交感神経が活発化させ、眠りとは逆の覚醒状態になってしまいます。
そのため、睡眠途中で、心配事を思い出さないためにも「明日のやることリスト」を作成しました。
日頃から使っているToDoリストの管理方法があればそれを使えばいいと思いますし、もし決まった方法がないのであれば、ざっと明日やることを箇条書きにしておくだけでも効果があります。
2-4. 「日記」をつけた
やることリストと同時に「日記」つけるようにしました。
これは、順天堂大学医学部教授・小林弘幸氏が提唱している方法ですが、日記を書くことで頭の中が整理され、また日記を書くという動作自体から自律神経が整うという2つの側面からメリットがあります。
具体的には、以下の3つのことをそれぞれ1行だけでいいので毎日ノートに書き留めます。
- 今日一番失敗したこと
- 今日一番感動したこと
- 明日の目標
日記を書くだけですが、悩みや不安が整理されて、心が落ち着いていくのを体感できますよ。
前述のやることリストも含めて、私の場合は飽き性なので、この「やることリスト作成」「日記」の時間を上質なものにするためメモ帳にこだわりました。
2-5. 入眠のための「4-7-8呼吸法」を行った
「人生を変える呼吸法4選|手軽にできるのに効果は絶大!」でもご紹介しましたが、「4-7-8呼吸法」を実践すれば、副交感神経系を静めてリラックス効果を得ることができ、スッと入眠できるようになります。
なぜ効果があるのかですが、前提としてストレスや不安を感じているときは、呼吸は浅くなりがちです。
そこでこの呼吸法では、大きく呼吸することでより多くの酸素を取り込み、さらに呼吸を止めることで取り入れた酸素を血流に循環させることができます。
その結果、副交感神経系を静めてリラックス効果を得るのです。
1分でできる「4-7-8呼吸法」のやり方
- 口を閉じ、4つ数えながら鼻から息を吸い込む
- 7つ数えながら息を止める
- 8つ数えながら口から息を吐ききる
これらの項目を1サイクルとして、3回繰り返してください。3回繰り返しても約1分で完了します。ポイントとしては、以下の点を意識してみるといいでしょう。
- 息は静かに吸い込む
- 吐き出す時は、「フーッ!」と音を立てる
- 舌の先を口内上側に当てておく
これらを意識することでより、より深い呼吸が可能になりリラックス効果が高まりますよ。
2-6. 「光目覚まし時計」を導入した
うるさいアラームで起きるのが不快で、なにかいい解決策がないかと思ってたどりついたのが「光目覚まし時計」です。
光目覚まし時計を使うと、光を身体に取り入れることにより、セロトニンを分泌させて目覚めを良くする効果があります。
身体にストレスを与えずに脳を目覚めさせることができ、とても快適に起きることができている気がします。
他にも、お部屋によっては「LEDシーリングライト」で、起きる時間の30分前から徐々に部屋を明るくしてくれるタイプのものも出ているのでそちらもおすすめです。
- 『ウェイクアップライト/アラーム Philips社』|光目覚ましならこれ一択
- 『パナソニック LEDシーリングライト』|シーリングライトはこれ一択
2-7. 眠りの浅い時間に起こしてくれる「アプリ」を使った
最近の技術は進歩していて、iPhoneなどスマホのアプリを使えば、目覚めやすい時間にアラームがなるものがあります。
私の使っている『Sleep Cycle(iPhone、Android)』などは、自分の寝返りの時間を計測して、それに基づいて自分の眠りの浅い時間にアラームがなります。
これを使うと、眠りが浅い分、起床しやすいということなので、若干起きるのが楽に感じます。ユーザーのレビューが高いことからも多くの人が効果を実感していることがわかりますね。
2-8. 「耳栓」をつけるようにした
入眠時に、少しでも物音がすると気になってしまい寝られないということもあったので、耳栓をしたらかなり解消できました。
耳栓の中にも自分に合う合わないありますし、品質の低いものだと漏れてしまうこともあるので、下記の流れで選ぶことをおすすめします。
- Amazonで「MOLDEX 使い捨て耳栓 コード無し お試し8種エコパック」(約500円)を買って全種類試してみる
- 気に入った形状のものだけをAmazonで追加で買う
寝るときの音楽はできるだけ控える!
安眠用の音楽などもありますが、脳をリラックスさせて入眠しやすい状態にできる可能性はありますが、かけながら寝ても睡眠を維持する効果はないと言われています。
そのため、寝る前にクラシックなどを聴くのはいいですが、入眠時は耳栓をして静かに寝ることをおすすめします。
2-9. 「アロマ」にこだわった
アロマも正しく使えば、入眠の効果を上げることができると言われています。
下手に選んでしまうと、逆に神経を覚醒させてしまって寝付けなくなってしまうので、睡眠の質を上げたい場合は寝る前に下記のようなものを試しましょう。
- ラベンダー
- サンダルウッド(白壇)
その他、睡眠用のブレンドもアロマ専門店などでは売っているので使ってみるといいでしょう。
また、個人的に使っていて便利だと感じるのは、『@aroma piezo diffuser duo』という商品です。
このディフューザーのいいところは、下記の2つです。
- ボトルごとセットしておけば、わざわざ水で薄めたりしなくてもOK
- 毎日、決まった時間に自動で噴射してくれる
「@aroma」というアロマ専門店で売っているアロマの香りも当然いいのでおすすめです。
2-10. 「グリシン」というサプリを飲んだ
アミノ酸の一種である「グリシン」は、「睡眠リズムの調整」「深い睡眠」「スッキリとした目覚め」を実現するのに一役買うと言われています。
私も思い込み(ブラシーボ)による効果なのではないかと半信半疑だったのですが、味の素の運営しているサイトによると、実験データも公開されており、試してみた次第です。
実際に、サプリメントをいくつか試してみたのですが、なんとなく朝起きたときにスッキリするかなという実感が得られたのでいまも続けています。
胡散臭い商品もいろいろある中で、さまざまな要素を比較した上で、私のおすすめは『ファイン グリシン3000』です。
1日50円と非常にコスパが高い上に、グレープフルーツ味がスッキリ飲みやすいからです。
騙されたと思って一度試してみる価値はありますよ。
2-11. 「靴下」をはいて眠らないようにした
私自身、寝るときに足が冷えるので靴下を履いて寝ていた時期もあったのですが、逆効果だとわかりました。
実は、睡眠時に足が冷えることは必要なことで、温まった足の裏から汗をかくことで体から熱を放出し、心地よい眠りに入ることができます。そしてだんだんと足の熱も収まり、体全体の体温調節をしているのです。
しかし、逆に靴下を履いてしまうと、靴下の内側が汗や水蒸気で湿り、靴下自体が足から体温を奪うことにもつながるのでやめたほうがいいです。
それよりも冷え性の方は、前述の通りしっかりと低温のお風呂に長くつかることをおすすめします。
3. 朝の目覚めをよくするために起床後に行った3つのこと
スッキリした目覚めを実現したかったので、朝目覚めたらやるべきことも徹底的に調べて3つのことをやりました。
翌日の入眠にも影響が出るなど重要なのですが、どれも簡単にできるのでおすすめです。
3-1. 朝、大きなグラスで水を一杯飲む
シンプルですが、大きめのグラスで200〜300mlの水を飲むと、胃腸が刺激されることで副交感神経のスイッチが入り、自律神経のバランスが整います。
そのために、ちょっと奮発して良い水を買っておくと飲むモチベーションも生まれるのでおすすめです。
私の場合ですが、ここ最近はまってるのは『SOC 温泉水99』です。
2リットルで300円弱なのですこし値は張りますが、まろやかな軟水でとても飲みやすく美味しいです。
寒い時期は「白湯」がおすすめ
また、寒い時期に関しては、面倒ですが「白湯(温かい水)」を飲むことで体も温まるのでおすすめです。
白湯を作る面倒くささを解消するために、我が家ではウォーターサーバーを導入していますが、すぐに温かいお湯が飲めるのでとても便利ですよ。
朝の目覚め以外にも、ダイエットなど白湯には様々な効果があるので、興味がある方は「1週間で3kg痩せた!白湯(さゆ)の効果と飲み方完全ガイド」を御覧くださいね。
3-2. 日差しを浴びて1日を始める
起きがけに日光を浴びることで、体内時計を正常にして翌日の入眠しやすくする効果があります。
がっつり散歩というのがベストではありますが、時間がない場合は、窓を開けたり、ベランダに出て浴びるだけでもいいそうです。(窓越しの光では効果半減)
3-3. 5分の軽いストレッチをすることにした
ストレッチをすることで血流がよくなり、体温上昇が期待できます。
そのため、寝ている間に下がった体温を上げることで、目覚めがよくなるのです。
先ほどご紹介した「ストレッチポール」を使ったストレッチでもいいですが、お金をかけたくない人向けのストレッチ方法は、下記の動画のものがおすすめです。
大きな筋肉に絞ってストレッチできるので、効率的に2分程度でストレッチを終えることができます。
深呼吸しながらストレッチするとより効果が高まるのでおすすめです。
4. その他、睡眠のために行った2つのこと
睡眠の基本なのかなと思いますが、お金をかけて以下の2つのことにこだわりました。
効果は非常にあったと実感しましたが、どうしても結構な金額がかかってくるのが残念ですね。
「枕」と「マットレス」を変えた
今までこだわらずに、適当な「枕」と「マットレス」を使っていたのですが、結論から言うと変えたことでだいぶ寝付きが変わった気がします。
ネットの情報をもとにいろいろ選び方など調べたのですが、最終的にはベッド専門店などで店員に相談しながら、いろいろな「枕」と「マットレス」を試し比べた方が早かったです。
実際に選んでいく上で、重要なポイントは下記の4つです。
ポイント1. 「マットレス」を先に選び、それに合わせて「枕」を選ぶ
マットレスの沈み具合によって、それに合う枕が変わってきます。
なので、先にマットレスを選んだ方がいいです。
ポイント2. 腰痛持ちの人は反発の強めのマットレスを
腰痛持ちには、横になった時にあまり腰や肩が沈まず、体が水平に近い感覚になることが重要です。
そのため、店員さんいわく「手で押した時にちゃんと反発があり、沈み込まない程度の堅さ」ものを選ぶことが大切とのことでした。
ポイント3. ガタイのいい人も反発の強めのマットレスを
太っている人、筋肉質な人、妊婦さんなどは、体重のせいで沈み込みやすくなっているので、寝返りの打ちやすさを考えて、反発の強めのマットレスがおすすめとのことでした。
ポイント4. 店員さんに薦められるがままでなく、納得いくまで寝てみる
寝具に関しては、本当に相性が重要だと感じました。
私が行ったときの話ですが、店員さんには安い割に品質がいいと「Serta」をおすすめされましたが、実際に寝てみるとあまり良さを実感できませんでした。
一方「シモンズ」はブランド代が高く品質の割に高いと言われていましたが、寝心地は自分にはこちらの方があっているということを経験しました。
そのことから、最後は自分の納得感。一度買ったらなかなか買い換えないものだと思うので、納得行くまで探すことをおすすめします。
上記のポイントだけ軽く覚えつつ、「グースカ」などベッド専門店や百貨店などで選んでみることをおすすめします。
5. まとめ
以上が睡眠の質を向上させるために、私が実践してみたすべてのことです。
ダイエットと同様で重要なのは、完璧な睡眠方法などなく、自分にあったテクニックをいかに見つけるかだと思います。
このページが、あなたが上質な睡眠を手に入れる手助けになれば幸いです。