
本当に効果があって自宅で簡単にできる酵素ドリンクの作り方を探していませんか?
酵素ドリンクは、市販のものを買うと結構お高いです。たしかに様々な材料が入っていることが多いので、自作だと難しいところもありますが、単純に酵素をとるという本質的な目標を達成するだけならば、自作でも十分可能です。
このページでは、簡単で効果的な酵素ドリンクの作り方を説明していきます。リンゴと砂糖さえあれば2週間くらいで簡単にできますので、ぜひマスターして体を元気にしていきましょう!
1. 一番簡単な酵素ドリンクの作り方
作り方は非常に簡単!材料を切って砂糖と1:1.1の割合で容器に入れて、毎日2回程度かき混ぜるだけです。順を追って説明していきますね。
1-1. 材料選び
市販のものは何種類(場合によっては何十種類)もの材料を混ぜあわせた酵素ドリンクが多いです。ただ、材料ごとに発酵の度合いが違ったりと初心者には管理が大変。我が家では、リンゴだけで酵素ドリンクを作っています。
用意するものは、無農薬で育てられたリンゴに白砂糖。そして、この2つを入れる容器だけです。
非常にシンプル。材料と砂糖の比率は1:1.1なので、リンゴが300グラムだとすると、砂糖は330グラム用意してください。最初は砂糖の量の多さにびっくりすると思います・・・。容器は発酵度合いを確認しやすいように透明のものを選んでくださいね。
他に材料として選ばれることが多いものはバナナ、キウイ、みかんなど。・・・が、やっぱりリンゴが簡単なのでおすすめです。
1-2. 材料を洗う
水洗いしてください。無農薬のものを選んでいれば、ただの水洗いで大丈夫です。
1-3. 材料を切る
材料を細かくカットしていきましょう。種だけ取って、皮は着いたままでOKです。後々濾過しますから、栄養分の高い皮は使いましょう。発酵のスピードは材料が細かいほど早いので、大きくても5センチ程度にカットしてください。
みじん切りにしてしまうと栄養分がまな板に流れ出してしまうのでやめましょう。あくまでもザク切りです。
1-4. 容器に入れて、発酵開始!
細かく切った材料を白砂糖と一緒に容器に入れます。材料と砂糖がミルフィーユ状に交互に重なるように入れてください。イメージとしては写真の通りです。
とにかく最初は砂糖が多すぎることにびっくりすると思います。ただ、発酵の過程で砂糖は分解されていきますので心配しなくても大丈夫です!
あとは保管して毎日かき混ぜれば完成。保管場所としては下記3点が重要です。
・日光が当たらないところに保管する。
・発酵が進むのは35~36度前後。完成するまで冷蔵庫には保管しないこと。
・少し空気が出入りできるように、完全な密封は避けます。なので、清潔な場所を選びましょう。
実は、酵素ドリンクを作る上で一番難しいのは保管なんです。
日当たりが悪くて35度の部屋・・・家にありますか?夏ならば簡単なんですが、それ以外の時期だと暖房器具の力を借りないとかなり厳しいです。ガスストーブなどお持ちの方はうまく利用してください。
ただ、20度前後で保管しても発酵が進まないというわけではありません。少し日数は長くなってしまいますが、どうしても温度管理が難しいという場合は日数を長めにとってチャレンジしてみてくださいね。
1-5. かき混ぜる
保管を開始したら、毎日かき混ぜましょう。出来れば朝晩の2回かき混ぜると発酵が良く進みます。
注意点としては空気を含ませるように、よく洗った清潔な手でかき混ぜること。保管から3~4日程度たつと写真の様になってくると思います。
1週間が経過する頃には、かなり液体に近づいていると思います。とろみのある、いわゆる「発酵ドリンク」のイメージに大分近づいているのではないでしょうか?
ここまでくればあと少しです。
1-6. 発酵が終わったら、濾過をしましょう!
発酵が終わると、材料が浮いてきます。また、かき混ぜた時に軽く泡がたってきます。
上の写真に比べると、材料が浮いてきていますね。完成までは1週間と少し。私の経験上、リンゴのみでやる場合は、2週間前後見ておけば大丈夫でした。
この状態になれば濾過を行います。ザルで少しずつ濾過していきましょう。
1-7. 完成!冷蔵庫で保管しましょう
濾過が終わり、液体だけを容器に入れたら冷蔵庫に保管します。常温で保管しないのは、発酵が進んでしまうためです。次に説明する注意点を確認の上、毎日少しずつ飲んでいきましょう。
2. 酵素ドリンク作成時に注意すること
手作り酵素ドリンクですが、作ったものがちゃんと発酵しているのか、それとも腐敗しているのかがわかりにくいという欠点があります。この見極め方としては、匂いしかないというのが現状です。
腐敗している場合:アンモニアのような、ツンと鼻をつく刺激臭がします。
腐敗させないためには作る過程で雑菌を入れないことが大切です。
特に注意すべきは、かき混ぜるときです。かき混ぜるときが雑菌の最も入りやすいタイミングですので、道具で撹拌する場合も手でかき混ぜる場合も、清潔な状態を心がけるようにしましょう。
3. 市販の酵素ドリンクと比べると
手作りの酵素ドリンクと市販の酵素ドリンクを比較したメリットとデメリットを下記にまとめました。
☆手作り酵素ドリンクのメリットコストパフォーマンスが良い。市販の3分の1以下のコストで酵素ドリンクを摂取できる。
☆市販の酵素ドリンクのメリット
作る手間が省ける。腐敗と発酵の違いを確認する必要もなく、多様な材料で様々な栄養を摂ることができる。
個人的には、まず市販の酵素ドリンクを買ってみて、ダイエットや美容に有用だと感じたら自作を始めてみることをおすすめします。長く続けるのでしたら、コストパフォーマンスはやはり大事なポイントになってきます。
4.まとめ
自宅で簡単に作れる酵素ドリンクの作り方の紹介ですが、どうでしたか?
月に1,000円もあれば毎日飲むだけの分量を作成可能なので、市販のものと比べるとコスト的には大分お得です!置き換えダイエットや毎朝の習慣にうってつけです。
体内の酵素を元気にして新陳代謝を活発にすることで自然と痩せやすい体を作ることができます。他のダイエット方法と併用したり、単純に健康のためにもぜひ続けてみてください。
皆様が、健康的で豊かな生活を送れますように!