
「デリケートゾーンも白く美しくありたい!でも、顔などと違って、デリケートな部分なのでどうしていいかわからない…」と悩んでいませんか?
デリケートゾーンは、その名の通り、デリケートな部分で摩擦や刺激も感じやすく、黒ずみなどによって黒っぽくなりがちです。
そこで、デリケートゾーンを白く美しくするための商品や対策方法について下記の流れで紹介していきます。
- デリケートゾーンを美白ケア対策5選と黒ずみの原因
- 安全にデリケートゾーンを美白ケアしたい人におすすめの美白クリーム4選
- 美容クリニックでおこなう2つの美白ケア
- デリケートゾーンが黒くならないための2つの予防対策
- 騙されるな!石鹸では美白ケアにならない理由とこだわるメリット
元、美容エステティシャンとして10年間女性のお肌の悩みと向き合い、お肌に悩んでいる人に何人も会ってきました。私自身もお肌に悩み、あらゆる方法を試し解消してきた経験から、女性のお肌の悩みを解消するお役に立てればと思っています。
このページを読んでいただければ、デリケートゾーンを白く美しくするために必要な対策がわかり、あなたの理想のデリケートゾーンにぐっと近づくことができるでしょう。
1. デリケートゾーンを美白ケア対策5選と黒ずみの原因
デリケートゾーンを白く美しくする対策が主にこれから紹介する5つです。
これらの方法は、美白効果があるものや、黒ずみを除去する効果がある対策をまとめたものです。
対策一覧 | 対策場所 | 効果 | 皮膚への安全性 | 手軽さ | 費用 |
美白クリーム | 自宅 | ◯〜◎ | ◯〜◎ | ◎ | ◯〜◎ およそ¥4,000〜 |
レーザー治療 | クリニック | ◎ | △ | × | × ¥15,000〜100,000 |
医薬品 | 皮膚科・クリニック | ◎ | × | △ | ◎ ¥4,000〜8,000 |
レーザー脱毛・光脱毛 | クリニック・脱毛サロン | 黒ずみ予防 | ◯ | × | × ¥5,000〜¥15,000 |
生活習慣の改善 | 自宅 | 黒ずみ予防 | ◎ | ◯ | ◎ ¥0〜 |
費用をかければ高い効果が見込める対策ができますが、お金をかけずに対策をするとなると黒ずみの予防程度にしかなりません。
どうせなら、安く、安全に、そして少しでも効果の高い方法でケアしたいですよね。
この中で、これらの観点から、最もおすすめな美白ケア対策は美白クリームです。2章以降では、それぞれの対策について詳しく解説していきますが、まずは、デリケートゾーンが黒ずんでしまう3つの原因について確認しておきましょう。
デリケートゾーンが黒ずむ3つの原因
「子供の頃はこんなに黒くなかったはずなのにいつのまにか黒い・・・」と悩む女性は多いです。
肌の色は、メラニン色素という色素の色によって肌色に見えています。そして、人によって色が違うのは、このメラニン色素の色に生まれつき個人差があるためです。
子供の頃に比べ、色が黒くなったように感じる人は多いですが、なぜ黒ずんでいくのでしょうか?
黒ずみの原因はメラニン色素という色素です。そして、これから紹介する3つの原因がきっかけとなり、皮膚の奥底にあるメラノサイトという細胞で、メラニン色素という黒っぽい色素が合成されることで黒ずみができます。
常にメラニン色素は作られ続けていますが、それらが蓄積していった結果が黒ずみになっています。
黒ずみのきっかけとなる3つの事柄について解説します。
- 摩擦・刺激
- 出産・妊娠
- 加齢によるターンオーバーの衰え
① 摩擦・刺激
実はデリケートゾーンはカラダの中で最も黒ずみやすい場所と言っても過言ではありません。
なぜなら下記のような摩擦や刺激に晒されているからです。
- 下着の擦れや圧迫
- トイレットペーパーの摩擦
- 股の擦れ
- 陰毛の摩擦
- ムダ毛処理時の刺激
デリケートゾーンでは、このような摩擦や刺激によって、黒ずみの原因であるメラニン色素が合成されやすい状況にあります。
② 出産・妊娠
本来メラニン色素はカラダを守るために作られる色素です。妊娠をすると、出産に向けてカラダの中では準備が始まりますが 、その1つとしてメラニン色素が活発に作られるようになります。
そのため、デリケートゾーンも黒ずみやすくなってしまいます。
③ 加齢によるターンオーバーの衰え
通常、皮膚の深くで新しい細胞が作られ、皮膚表面からは古くなった角質がどんどん剥がれ落ちていき、常に新しく作りかえられていきます。これを肌の新陳代謝(ターンオーバー)と言います。
一般的に、皮膚はこのターンオーバーによって新しいものに変わるとも言われていますが、加齢や生活習慣の乱れなどによってターンオーバーの周期がどんどん遅くなってきます。
それによって、古い角質が生まれ変わらずに皮膚の表面に居座り続けてしまい、肌が黒ずんでいきます。
このように、黒ずみの原因であるメラニン色素が作られないようにしたり、できてしまった黒ずみを除去するなどして肌の色を薄くしていくことができます。
次の章からは具体的な美白ケアの方法について詳しく紹介していきます。
2. 安全にデリケートゾーンを美白ケアしたい人におすすめの美白クリーム5選
デリケートゾーンを透明感のある色白肌にするために、最もおすすめなのは美白クリームです。
美白クリームは、厚生労働省が効果を認めた美白有効成分が入っているものであれば良いですが、全く美白に関する成分が入っていないものもありますので、注意しましょう。
そのため、成分にこだわり、効果の高いクリームを選びましょう。
- 美白クリームで最も重要なポイントは「美白有効成分」
- 美白クリームの効果
- あなたに合った美白ケア用品を選ぶために
- ハイドロキノン配合以外の美白クリームランキング
- ハイドロキノン配合美白クリームランキング
- 薬局などで市販されているクリームやローションはおすすめできない2つの理由
2-1. 美白クリームで最も重要なポイントは「美白有効成分」
美白成分と言っても、色々な成分が入っているので、どの成分が入っているものを選べば良いのかわかりにくいですよね。
美白成分として厚生労働省が効果を認めている「美白有効成分」がいくつかあり、その中で、効果が高いトラネキサム酸や、ハイドロキノンが配合されているクリームがおすすめです。
美白ケア用品によく用いられる成分を期待できる効果の高さごとに下記の表にまとめました。
成分 | 期待できる効果の高さ |
ビタミンC誘導体 (リン酸Lアスコルビル) | 1 ★☆☆☆ |
アルブチン | 2 ★★☆☆ |
トラネキサム酸 | 3 ★★★☆ |
ハイドロキノン | 4 ★★★★ |
※効果の高さを★の数で表しています。
2-2. 美白クリームの効果
美白クリームに入っている美白有効成分にはどのような効果があり、どのように肌の色を薄くしていくのか解説していきます。
先ほど紹介した美白有効成分の中で、効果が高いトラネキサム酸とハイドロキノンの2つの効果について紹介します。
トラネキサム酸の効果
トラネキサム酸は、メラニン色素がつくられるメラノサイトという細胞の働きを弱めます。その結果メラニン色素が作られにくくなります。
ヒトの皮膚では、常にターンオーバーによって新しい皮膚の細胞に生まれ変わっていますので、沈着したメラニン色素が排出されていくことでが薄くなっていきます。
トラネキサム酸は副作用などはほとんどないため安心して使えることがメリットです。
ハイドロキノンの効果
ハイドロキノンはメラニン色素を作られにくくすると同時に、還元作用によってメラニン色素の色を薄くする効果があります。
実はハイドロキノンという成分は、医薬品にも使われており、肌の漂白剤とも言われるほど美白効果の高い成分です。
濃度が4%を超えるものは医薬品として使われており、濃度が4%以下のものは市販されている化粧品などにも配合されています。医薬品としても使われているものなので、濃度が薄いとは言っても強力なので、肌に合わない場合もあるかもしれません。
2-3. あなたに合った美白ケア用品を選ぶために
先ほど紹介したクリームの中で、ハイドロキノン配合の美白クリームとそれ以外の美白クリームを比較すると下記の表のようになります。
ハイドロキノン以外の成分配合美白クリーム | ハイドロキノン配合美白クリーム | |
効果 | 高い | とても高い |
リスク(肌への刺激) | 刺激は少なく安全 | 肌に合わない人もいる |
費用 | ¥4,000〜6,000 | ¥6,000〜14,000 |
上記の表のように、ハイドロキノン配合の美白クリームは、ハイドロキノン以外の成分配合の美白クリームに比べ、効果が高いかわりに、費用も少し高いです。
そのため下記を参考に美白クリームを選ぶとよいでしょう。
- 費用を抑えて安全に対策をしたい人 → ハイドロキノン以外の成分配合の美白クリーム
- 少し費用が高くリスクが少しあっても高い効果で対策したい人 → ハイドロキノン配合美白クリーム
それぞれの美白クリームは数がたくさんあるため、きちんと比較しておすすめなものを紹介します。
2-4. 安く安全に使いたい人におすすめの美白クリーム
ハイドロキノン配合のクリームは少し高いので、少しでも安く、安全に対策をしたい人のために、ハイドロキノン以外の成分配合のクリームを紹介します。
ただ、中には美白有効成分が入っていないものもあるため注意が必要です。そこで成分や価格、口コミなど、あらゆる観点で、11種類の美白クリームについて比較を行いました。
その結果わかった、おすすめのクリームをランキングで紹介していきます。
商品名 | 美白有効成分 | 保湿効果 | 刺激性 | @コスメ 口コミ評価 |
おすすめNo1 イビサクリーム ![]() | ◎ | ◎ | ◯ | 4.9 |
おすすめNo2 ヴィエルホワイト ![]() | ◎ | ◎ | ◯ | – |
ホスピピュア![]() | ◎ | ◎ | ◯ | 5.0 |
クレアフォート![]() | △ | ◯ | △ | – |
ハーバルラビット![]() | △ | ◎ | △ | – |
SweepWhite![]() | ◎ | ◯ | ◯ | – |
ホワアイトラグジュアリー プレミアム ![]() | ◯ | ◎ | ◯ | – |
ピンキーファインリー![]() | ◯ | ◎ | ◯ | – |
ピンキープラウド![]() | ◯ | ◎ | ◯ | – |
ピューレパール![]() | △ | ◎ | ◯ | 4.9 |
薬用アットベリー![]() | △ | ◎ | ◯ | 5.6 |
※美白有効成分はトラネキサム酸ー◎/アルブチンー◯/ビタミンC誘導体、プラセンター△ で表記しています。
メラニン色素に対して高い効果がある成分「トラキネサム酸」を含み、保湿効果、刺激性、口コミなどの評価を総合的に比較した結果わかった、おすすめのクリームを2つおすすめ順に紹介していきます。
圧倒的にイビサクリームが安くて量も多く、クリームであることから使いやすくておすすめです。もし化粧水タイプのサラサラしたものが良いものは2位ヴィエルホワイトを使っても良いかもしれませんね。
1位-イビサクリーム
『イビサクリーム』は、美容サロンなどの専門家が研究開発をすすめ、やっと出来上がったのがこのクリームです。
大豆エキス,オウゴンエキスなど美容成分も豊富に含まれたデリケートゾーン専用の黒ずみ対策クリームで、白くなめらか美ボディーにしてくれること間違いなしです。
保湿成分もたっぷり入っているので、デリケートゾーンに乾燥を感じる人にもおすすめです。さらに、60日間の返金保証が付いているので安心できるのもポイントですね。
- 容量:35ml
- 定期コース:初回¥4,470〜
- 定価:¥7,000
イビサクリーム公式ページ定期購入をすると割引され毎月5000円以下で使えるお得なキャンペーンも実施されているので、こちらのページからが最も安く購入できます。
2位-VL WHITE(ヴィエルホワイト)
出典:http://www.sept-inc.jp/lp/vlw-a2/
『ヴィエルホワイト』は、女性誌でも多数紹介され、芸能人やモデルの方々の間でもとても話題の商品です。
美白成分としてはトラネキサム酸、保湿成分としてヒアルロン酸やエクトイニンを配合しています。
塗り込んでいくと指に吸い付くような使用感で、この吸い付き感を得られるのはヴィエルホワイトだけです。そして期待感が高まるのが93.7%という驚きのリピート率です。
黒ずみケア用品はクリームタイプなのに対してヴィエルホワイトは珍しいリキッド型で、サラサラした使用感が好きな人におすすめです。
- 容量:30ml
- 定期コース:初回¥4,390 (2回目以降¥4,770)
- 定価:¥9,960
ヴィエルホワイト公式ページ
http://www.sept-inc.jp/lp/vlw-a2/
定期購入をすると51%も割引され毎月5000円以下で使えるお得なキャンペーンも実施されているので、こちらのページからが最も安く購入できます。
2-5. 少しでも効果が高い方法で対策したい人におすすめの美白クリーム
国内で購入することができる主な5種類のハイドロキノン配合美白クリームに関して、ハイドロキノンの濃度を調べ、主に安全性や費用の観点から、おすすめを紹介します。
特に安全性の観点から、ハイドロキノンの濃度が低いものをおすすめしています。
商品 | ハイドロキノン濃度 |
ビーグレンQusomeホワイトクリーム1.9![]() | おすすめNo1 1.9% |
アンプルールラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110![]() | おすすめNo2 2.5% |
¥7,000 | 4% |
オバジHQ ブライトニングナイトセラム
| 非公開 |
¥13,000 | 非公開 |
上記のように、ハイドロキノン配合の濃度が非公開のものもありますが、信頼性が低いためおすすめできません。
また、4%以上の濃度のものもありますが、医薬品くらいの濃度になるため、まずは皮膚科に相談したいですし、皮膚科の方が安く手に入る可能性が高いです。
そして、肌への刺激のことを考慮して最初は濃度が低いもので試すことをおすすめしています。
ハイドロキノンの濃度が高すぎず、リスク少なく、リーズナブルで手に入るおすすめのハイドロキノン配合クリームの詳細を下記に2つ紹介します。
これから紹介する2つのクリームは、非常に安い値段でトライアルができたり、肌に合わない場合は返金保証がついていたりと、とてもお得に使うことができるのでおすすめです。
1位-ビーグレンQusomeホワイトクリーム1.9
『ビーグレンQusomeホワイトクリーム1.9』は浸透テクノロジーを用いて、ハイドロキノンを必要な箇所に届け、よりはやく効果を実感でき、それでいて低刺激になるように調整された美白クリームです。
ハイドロキノンはお肌に合う人もいれば合わない人もいますが、Qusomeホワイトクリーム1.9は365日全額返金を行っているので、もし肌に合わなかったときも損をすることはなく安心です。
ハイドロキノン配合のクリームの中では価格も安いため、とても人気で売れ筋のおすすめできる美白クリームです。
- 価格:¥6,000
- ハイドロキノン濃度:1.9
- 容量:15g
ビーグレンQusomeホワイトクリーム1.9公式ページ
現在Qusomeホワイトクリーム1.9を含む美容液や、化粧水など全5商品の7日分のトライアルキットが1,620円で試せるのでとてもお得です。
2位-アンプルール ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110
出典:http://www.ampleur.jp/p/l/w/203018.html
『アンプルールラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110』は皮膚の専門家が開発し、モンドセレクションでも3年連続金賞を受賞しており、10年以上有名メディアでも紹介され認知度も高いとても人気のクリームです。そういったこともあり、高島屋などの大手百貨店などでも購入することができます。(※ネット購入の方がお得です)
ハイドロキノンの濃度がビーグレンよりも若干高いので、「ビーグレンよりも少し濃いものが良い」と考える人にはおすすめです。トライアルが安く購入できるので、ビーグレンと比較してからでもよいかもしれませんね。
- 価格:¥10,000
- ハイドロキノン濃度:2.5%
- 容量:11g
アンプルール ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110公式ページ
http://www.ampleur.jp/p/l/w/203018.html
現在ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110を含む美容液や、化粧水など全7商品の7日分のトライアルキットが1,890円で試せるのでとてもお得です。
2-6. 薬局などで市販されているクリームやローションはおすすめできない2つの理由
薬局などで買えるケア商品はデリケートゾーンのケアにはおすすめしません。
その理由は下記の2つです。
- メラニン色素の合成を抑制する成分が入っていない
- 添加物や刺激物が配合されている
薬局などで買える安価なクリームやローションは保湿やクレンジングを目的にしているものが多く、美白効果がほとんどありません。
また、市販のクリームは価格を抑えるために、防腐剤などの添加物や、デリケートな皮膚に刺激となってしまう成分が含まれています。
下記は、美白効果はなくおすすめできない商品の一覧です。
美白効果が期待できない商品一覧 | ||
豆乳イソフラボン![]() | パイナップルローション![]() | ワキレホワイト![]() |
ニベア![]() | ワセリン![]() | バイオイル![]() |
普段から使っているという場合もあるかもしれませんが、美白効果は期待できませんので、あくまでも保湿やクレンジングなどの目的で使用しましょう。
3. 美容クリニックでおこなう2つの美白ケア
この章では、美容クリニックでおこなう2つの美白ケアについて紹介します。
- レーザー治療でメラニン色素を除去する
- 医薬品を使ってメラニン色素を除去する
これらの対策は主に美容系のクリニックや皮膚科などでおこなうことができる治療です。詳しく知りたい人はそれぞれの章の最後により詳しい記事を紹介しています。
3-1. レーザー治療でメラニン色素を除去する
レーザー治療とは、デリケートゾーンにレーザーを照射することによって、メラニン色素を破壊し肌の色を薄くしていく方法です。
個人差はありますが、期間をあけながら美容系のクリニックに通ってレーザーを当てることで、黒ずみなどのシミが除去され、肌の色が薄くなっていきます。
難点としては、治療費が高額で希望の色まで薄くするためには¥100,000以上の予算は必要になる可能性もあります。
さらに詳しくレーザー治療について知りたい人はこちら「レーザー治療で最速でデリケートゾーンの黒ずみを解消《クリニックまとめ》」を参考に詳しい費用やリスク、クリニックについて調べてみてください。
3-2. 医薬品を使ってメラニン色素を除去する
美白のために使われれる薬は主に下記の2つで、皮膚科や、美容系のクリニックに行くと処方してもらえます。
- 4%以上のハイドロキノン・・・メラニン色素の除去
- トレチノイン・・・ターンオーバーの活性化
ハイドロキノンの効果でメラニン色素を破壊し除去しつつ、トレチノインの効果で、ターンオーバーを活性化させ除去させ、皮膚の奥底に沈着した色素を排出させていきます。
医薬品は副作用のリスクもあるため、最終手段として使うことをおすすめします。
医薬品などを含む、皮膚科での治療についてさらに詳しく知りたい人はこちら「デリケートゾーンの黒ずみは皮膚科で解消!治療法の完全ガイド」を参考にしてみてください。
4. デリケートゾーンが黒くならないための2つの予防対策
これまでお伝えしてきた方法で、デリケートゾーンのメラニン色素を除去しても、色素が作られ続けていては、対策する意味がありません。
そのため、メラニン色素が作られないように、刺激や摩擦などを減らしていく予防の対策も重要です。
そこで、デリケートゾーンの色を保つための黒ずみ予防対策を2つ紹介していきます。
- レーザー脱毛・光脱毛をして黒ずみ予防対策
- 生活習慣を改善して黒ずみ予防対策
4-1. レーザー脱毛・光脱毛をして黒ずみ予防対策
シェーバー、カミソリ、毛抜きなどなど、デリケートゾーンのムダ毛処理を自分でおこなっている人も多いと思いますが、ムダ毛処理は刺激となります。
また、ムダ毛は毛と皮膚の間で摩擦となり、メラニン色素の合成に関わっている可能性もあります。
そのため、レーザー脱毛によって半永久的にムダ毛を生えないようにすることで、黒ずみの原因となる摩擦や刺激を一気に解消することができます。
レーザー脱毛を行えば、上記のようにムダ毛だけに熱を加え毛根にダメージを与えることで、死滅させ、ムダ毛が生えてこなくすることができます。
主に、美容系のクリニックや、脱毛サロンなどで脱毛をおこなうことができます。それぞれメリットが違い、あなたの希望によって脱毛の方法が変わってきます。詳しく知りたい人はこちら「デリケートゾーンの黒ずみを解消するレーザー脱毛完全ガイド」を参考にしてみてください。費用の相場やクリニック、脱毛サロンの選び方など詳しく紹介しています。
4-2. 生活習慣を改善して黒ずみ予防対策
これまでは、デリケートゾーンの黒ずみに対して効果的な方法を紹介してきましたが、「他にもできることがあるなら試してみたい」という人のために、自宅でできる対策を紹介します。
これから紹介する方法は、効果は高くありませんが長期的に予防になる対策です。
- 下着を工夫し摩擦を減らす
- 食事でお肌の新陳代謝を整える
下着を工夫し摩擦を減らすことで黒ずみを予防
下着、ムダ毛、股や太ももの付け根など、少し歩いたり、動いただけでも、摩擦はどうしてもおこってしまう場所です。
そしてその刺激は毎日受けるものなので、なるべく下記の2点に気をつけながら選ぶことで、刺激や摩擦を減らすことができます。
- シルクやコットン素材の下着を選ぶ
- 締め付けがきつくないものを選ぶ
かわいい下着はどうしてもナイロン製のものが多いので選んでしまいがちですが、摩擦がおこりやすく、肌への刺激が大きくなってしまいますので、負担がかかりにくそうなシルクやコットンなどの素材の下着を選びましょう。
また、小さめの下着は可愛く見えますが、どうしても締め付けがきつくなってしまうので、サイズにゆとりをもたせたり、ゴムでも締め付けがきつくないものを選びましょう。
食事でお肌の新陳代謝を整える
生活習慣や、食生活が乱れたり、年齢を重ねると、肌の新陳代謝はどんどん悪くなっていきます。
下記の表は、皮膚の合成にはかかせない栄養素です。
食事はどこでも言われるように、バランスよく食べることが基本ですが、デリケートゾーンの皮膚を常にターンオーバーによって、綺麗に保つためにも下記の食材を取り入れるように心がけましょう。
栄養素 | 効果 | 食べ物 |
ビタミンA | 皮膚を維持する、新陳代謝を活発化する | いわし、さば、あなご、うなぎ、卵、牛乳、ピーマン、にんじん |
ビタミンB | 新陳代謝を活発化乾燥による炎症を抑える | 豚肉、レバー、卵、豆類 |
ビタミンC | コラーゲンの合成、抗酸化作用 | レモン、いちご、柿、しいたけ、ピーマン |
ビタミンE | 血行促進、新陳代謝の活発化 | 油、ゴマ、アーモンド、豆類、たらこ |
セラミド | 皮膚を保湿する成分 | 豆類、こんにゃく、ほうれん草、ヨーグルト、ひじき、わかめ |
リノレン酸 | 細胞分裂の補助 | えごま、大豆、小麦、柿 |
亜鉛 | 細胞分裂に必要、新陳代謝の活性化 | 牡蠣、牛肉、たらこ、卵 |
参考:その他の対策
これまで紹介してきた対策以外にも実は、ネット上では下記の表にあるような対策も効果があるというように言われることもあります。
効果は薄いのであまりおすすめはしませんが、生活習慣の改善や、簡単な対策ということで参考までに紹介しておきます。
対策 | 効果 | 概要 |
デリケートゾーンの洗い方を見直す | 刺激の予防 | フェイスタオルなどでゴシゴシ洗っている人は、しっかりと泡立てた石鹸でこすらずに滑らせるように優しく洗ってみましょう。 |
紫外線に気をつける | 刺激の予防 | デリケートゾーンに直接浴びなくても、カラダではメラニン色素が合成されやすくなるため、日傘や、日焼け止めなどで紫外線をなるべく防ぎましょう。 |
ストレスを解消する | ターンオーバーの正常化など | ストレスを溜め込まないためには、睡眠をしっかりとることが一番です。その他、マッサージ、入浴、ストレッチなどはストレスを和らげる効果があると言われています。 |
睡眠の質を高める | ターンオーバーの正常化など | 眠りにつく前にスマホなどの画面を見たり、人と会話することで、睡眠の質が悪くなってしまいます。寝る前はなるべく画面を見ないように心がけ、ホットミルクなどを飲んでカラダを温めてリラックスしてから寝ると睡眠の質が高まります。 |
運動する | ターンオーバーの正常化など | 運動によって血行を良くする事は、アンチエイジング効果もあると言われており、肌のターンオーバーを整える効果が期待できます。 |
タバコ・過度な飲酒を控える | ターンオーバーの正常化など | タバコやお酒によって、肌の新陳代謝に必要な栄養素は消費されてしまいます。そのため、なるべく量や頻度を減らすように気をつけましょう。 |
オロナインパック | 皮脂や汚れの除去 | 皮脂や汚れを除去し肌の色を少し明るくできる可能性があります。 |
クエン酸水パック | 皮脂や汚れの除去 | 皮脂や汚れを除去し肌の色を少し明るくできる可能性があります。 |
重曹パック | 皮脂や汚れの除去 | 皮脂や汚れを除去し肌の色を少し明るくできる可能性があります。 |
ヨーグルトパック(ホエー) | メラニン色素合成抑制 | 効果は薄いのでおすすめしませんが、ヨーグルトにはメラニン色素の合成を抑制する効果があると言われています。黒ずみを改善することはできませんが、予防程度には使えるかもしれません。 |
これらの方法だけおこなっていても黒ずみは改善できないということを理解していただければそれでオッケーです。
5. 騙されるな!石鹸では美白ケアにならない理由とこだわるメリット
どういうわけか石鹸が美白ケアになると考えておられる人が多いようです。
石鹸で黒ずみの予防はできても、石鹸には美白効果はなりません。また、現状維持ができるわけでもありません。
間違った認識で、黒ずみを解消することができない人の誤解を解くため、石鹸について詳しく解説をしておきます。
- 石鹸では美白ケアにならない理由
- 石鹸にこだわる3つのメリット
5-1. 石鹸では美白ケアにならない理由
石鹸には美白効果はありません。なぜなら、黒ずみの主な原因であるメラニン色素を除去する効果や、メラニン色素の合成を抑制する効果はないからです。
そもそも、石鹸はあくまでもカラダの汚れを洗い流すものであり、仮にメラニン色素の合成を抑制する成分が入ったとしても、すぐに流してしまうため、どれだけ良い成分が入っていても意味がありません。
引用:クリアネオ公式サイト
ちなみに・・・デリケートゾーン用の石鹸には、「古い角質や毛穴に詰まった老廃物による黒ずみを解消できる」という文字が小さく書かれています。あくまでも解消できるのは皮脂や汚れが原因の黒ずみということになります。
石鹸やボディーソープなどは、本来、古い角質や毛穴汚れを落とすために使うものであるため、他のものであっても大差はありません。
5-2. 石鹸にこだわる3つのメリット
先ほど、お伝えしたように、石鹸には美白効果はありません。
しかし、毎日使うもので、全く関係ないというわけではなく、予防的な効果や、スキンケアとしての役割がありますのでないがしろにはできません。
デリケートゾーンにはどんな石鹸が良いのか?知るためにも、石鹸を工夫することで得られる3つのメリットを紹介します。
- 刺激を減らし色素沈着の予防になる
- かゆみを防ぎ色素沈着の予防になる
- デリケートゾーンの臭い対策になる
①. 刺激を減らし色素沈着の予防になる
一般的な石鹸は、洗浄力が強すぎて、皮膚を守るために分泌されている皮脂を落としすぎるため、肌の乾燥にも繋がっていると言われています。
また、防腐剤や香料などの添加物も皮膚にとってはよくなく、刺激となっていることもあります。
このような乾燥や刺激などは、肌の新陳代謝を乱したり、メラニン色素が合成されるきっかけになるため、刺激が少ない石鹸を選ぶことは、色素沈着の予防につながります。
②. かゆみを防ぎ色素沈着の予防になる
石鹸の中には、炎症を抑えたり、菌の増殖を防ぐ効果がある成分が入っているものもあります。
デリケートゾーンに時折かゆみを感じている人も、かゆみを抑える効果がある石鹸を選ぶことで、悩みが解消する可能性があります。
かゆみを感じて、ボリボリ掻いてると、物理的な刺激となってメラニン色素が沈着することもあるため、色素沈着の予防になります。
③. デリケートゾーンの臭い対策になる
「美肌だけじゃなくて、臭いも気になる…」とデリケートゾーンのあの臭いを解消できればと悩んでいる人は多いもの。
石鹸で臭いが解消できたという人も多く、デリケートゾーンの臭い対策ができる石鹸を選ぶことで、デリケートゾーンに加わる刺激を減らしつつ臭いのケアもすることができます。
デリケートゾーン用の石鹸について詳しく知りたい人はこちら「騙されるな!石鹸でデリケートゾーンの黒ずみは解消できない全理由 」でおすすめの石鹸を紹介しています。
参考:デリケートゾーンの黒ずみやケアについてのQ&A
デリケートゾーンの黒ずみについて悩んでいる方から下記のような質問をよく受けます。
参考までに紹介しておきますので、興味のある人は読んでください。
- 性行為や自慰行為はデリケートゾーンの黒ずみの原因になるの?
- デリケートゾーンが黒いのはやっぱり男性から見て印象悪いの?
- ヒルドイドは美白効果はあるの?
- ソンバーユは美白効果はあるの?
- スクラブは美白効果はあるの?
① 性行為や自慰行為はデリケートゾーンの黒ずみの原因になるの?
性行為や自慰行為をすると黒ずみという認識を持っている人も多くおられるようですが、主な原因になることはないでしょう。なぜなら、愛液などによって摩擦は最小限に抑えられているため、刺激は少なくて済むためです。
刺激や摩擦は黒ずみの原因になることは確かですので、影響が全くないとは言えませんが、影響力としては大きくないでしょう。
② デリケートゾーンが黒いのはやっぱり男性から見て印象悪いの?
「セックスを頻繁にしている人は黒い」というイメージが一般的には広まってしまっているのは事実です。
そして、残念ながら「色が黒くない方が良い」という男性は多いようですが、日本人はあなたが考えているほど黒ずんでいない人の方が少数です。そのため、思っているほどあなたの黒ずみは黒くない可能性もあります。
「気にしないようにしましょう」と言っても中々難しいと思いますので、このページを参考に少しずつ改善していきましょう。
③ ヒルドイドは美白効果はあるの?
ヒルドイドとは保湿剤のことです。乾燥を抑える効果は期待できますが、メラニン色素に対する効果はないので、黒ずみを改善する効果までは得られないでしょう。
④ ソンバーユは美白効果はあるの?
ソンバーユは保湿作用や新陳代謝の促進作用があるとされています。
新陳代謝を高めることで、黒ずみを排出しやすくはなりますが、メラニン色素は常に作られていますので、黒ずみを薄くするほどの効果は期待できないでしょう。
⑤ スクラブは美白効果はあるの?
スクラブによって、皮脂や汚れを除去し、肌の色を少し明るくできる可能性があります。
しかし、黒ずみの主な原因はメラニン色素であるため、効果は薄いでしょう。そして、デリケートゾーンは皮膚が薄い部分であるため刺激になり、逆効果になってしまう可能性があります。
6. さいごに
美白効果がある対策や、黒ずみの予防対策について詳しく紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
美白クリームはたくさん種類があり、効果がほとんどないものや、効果が高いものまで幅広いため、主に成分に注目しながら、効果の高いクリームで対策をしましょう。
おすすめは下記の2つです。
- リスクなく費用を抑えて改善したい人・・・「イビサクリーム」
- 少し高くてもなるべく高い効果で改善したい人・・・「ビーグレンQusomeホワイトクリーム1.9」
クリームでの対策だけでなく、このページを参考に予防として、脱毛をしたり、摩擦や刺激に気をつけるなど、普段できるところから取り組んでいきましょう。
あなたのデリケートゾーンの悩みが軽くなることを心から祈っています。